摂食障害克服記

世にも珍しい男性の摂食障害経験者によるブログです。

なぜ思春期は摂食障害になりやすい?「痩せる」ことの美化

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私が摂食障害になったのは15歳。思春期まっさかりの中学生のときでした。

なぜ思春期には摂食障害になりやすいのでしょうか?

私は世にも珍しい「男性」の摂食障害経験者です。そんな私の体験談も元に、その原因を考えてみたいと思います。

なぜ思春期は摂食障害になりやすい?

中学生や高校生などの思春期といえば、非常に多感な時期です。

思春期といえば特に、

「誰にどう見られているか気になる」

「人から嫌われたくない」

「体重や体型が気になる」

など、特に周囲からの視線を気にしがちです。

中には太っていることでいじめられたり…という経験のある人もいるでしょう。

中高生にとっては、学校社会が人生の全てと感じる子も大勢います。そのため、周囲からの視線や評価は非常に大きな意味を持ちました。

(男性の私でさえもそうでした。)

また、思春期には成長に伴う体重増加は当たり前です。しかし、その体重増加を気にして「過度な食事制限をする」という危険な行為にはしる場合も考えられます。

私の場合は、部活動の引退がきっかけでした。

(食事量は変わらず運動しなくなれば、太るのは当然ですよね。)

ちょっと太ったことが気になり、食事制限を始め、さらには過度な運動もするようになり…。

気づいた頃には、まともに食事することができなくなり、「食べること」に対して恐怖を覚えるようになってしまいました。

 

成長期に必要なのは、言うまでもなく「栄養」です。身体が作られる大事な時期に間違った食事制限は避けるべきで、成長期に体重が増えるのは当たり前だ!と受け入れるようにするのが大事です。

痩せることを美化する社会

痩せている=キレイ」(逆を言えば「太っている=醜い」)という風潮が強くなり、標準体重では満足できない人も多いはずです。低カロリー食品やサプリメントなど、「痩せる」「太らない」こと意識させるような健康商品もヒットするようになりました。

また、テレビなどのメディアで「◯◯ダイエット」など偏った情報が拡散されるようにもなり、より簡単に痩せるための情報収集も可能になりました。

正直なところ、「~を食べると痩せる」などは信用しないほうがいいように思います。それよりも、正しい知識をテレビで放送してほしいところですが、大人の事情で難しいようです…。

 

私は摂食障害になって失ったモノがたくさんあります。痩せるのが悪いとは言いませんが、痩せたいなら正しい知識を手に入れてから行動するようにしましょう。

まとめ~思春期こそ摂食障害に気をつけて

ここまでをまとめてみると、

・思春期特有の多感な時期

・思春期特有の多感な時期から「痩せている=キレイ」という考え方と接する機会が多くなった。

・ダイエット食品が普及することで「痩せる」ことを常に意識させられる社会になった

・メディアを中心に「痩せる」ことを美化

・偏った情報が蔓延している

 

こうした環境の変化で、思春期のうちから間違った食事制限を始める子が増え、その結果摂食障害に陥る人が多くなったのかな…と思います。

私が15歳で食事制限し始めたときも、「◯◯ダイエット」から始め、見事に間違った方向に進んでしました。

 

摂食障害にならないため、また克服するためにも、まずは「正しい知識」を得るようにしましょう。

思春期に痩せようなんて思わなくて大丈夫。どうしても…というなら、「間食を控える」「軽く運動する」くらいで十分です。

何度も言いますが、思春期は身体を作る大事な時期です!無理なダイエットは禁物ですよ。