摂食障害克服記

世にも珍しい男性の摂食障害経験者によるブログです。

社会人になった私の「摂食障害との向き合い方」

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大学卒業と共に社会人の仲間入り。

摂食障害と向き合えるようになりつつありましたが、社会人になるとどのような変化が現れたのでしょうか?

今回は社会人になった私の「摂食障害との向き合い方」を紹介していきます。

<前回の記事はこちら>

www.kashoku-kyoshoku.info

社会人になっても過食は続く

社会人になれば何かとストレスを抱えます。

新社会人ともなれば全てが初めて。

慣れないことだらけで、1日8時間以上の労働なんてストレスしかありません。

おまけに上司からも叱られて…。

1日の半分以上は仕事で、いわば「過食できない環境」です。

そのため「過食も治まるのかな?」と思っていましたが、そんなわけはありません。

仕事から帰宅後、また休日にしっかり過食してしまいました。

大学とは異なり自由な時間が限られるので、より過食しやすくなり、社会人になっても過食は続くのでした。

過食した自分を許せるように

過食は止まりませんが、大学のときよりもさらに気持ちに余裕がでてきました。

当時は仕事にやりがいを感じていましたし、上司からも評価されることが多かったので、自己を肯定的に捉えられるようになりました。

また、入社直後から妻とも出会っていたので、過食でしか埋められなかった「心の隙間」が少しずつ埋まっていくのも感じていました。

高校生のときから過食→自己嫌悪を繰り返した私ですが、それだけ長い間繰り返していると、多少なりとも「過食した自分」を客観的に見ることができるようになっていました。

・今日はストレス感じてたんだなぁ

・過食しちゃったけど、明日から頑張ろう

・過食しちゃったのは仕方ない

というように、次第に過食した自分を許せるようにもなりました。

こうした気持ちの余裕は、今までは考えられなかったことです。

・自分を認めてくれる存在

・打ち込めるものができた

・「心の隙間」を埋められるモノ

・自分を理解してくれるパートナー

こうしたモノの出現により、過食しても自分を許せるようになっていったのです。

精神的な支えにより摂食障害を克服

過食した自分を許せるようになったのは大きな進歩です。

さらにこの時期には、結婚前に妻に「私が摂食障害であること」を伝えました。

・嫌われたらどうしよう

・妻が離れていくのではないか

・男のくせに情けない…

・理解してもらえるのだろうか

といった思いから、言いかけても途中で断念する…を2~3度繰り返しました。

勇気を振り絞り妻に伝えると、

「伝えてくれてありがとう。」

と少し涙目になりながら言ってくれました。

高校を中退したことや拒食・過食でずっと悩んできたこと、精神科に通った経験もあること、まともにご飯を食べられない…など、今まで誰にも伝えられなかったことを全て伝えました。

にもかかわらず「一緒に乗り越えていこう」と、妻は全てを受け入れてくれました。

・自分を全てさらけ出す

この経験をきっかけに、さらに気持ちに余裕が生まれ「摂食障害も含めて私なんだ」と摂食障害と向き合っていく覚悟ができました。

この出来事以降、妻からの支えもあり次第に過食をする回数も劇的に減っていきました。

今では、たまに過食しますが全く後悔しなくなり、カロリーのことしか考えられなかった生活から解放されました。

まとめ~摂食障害を打ち明ける勇気

私が摂食障害と向き合えるようになったのは、

・自分を肯定的に捉えられるようになった

・理解してくれるパートナーとの出会い

・摂食障害を打ち明けたこと

この3つが大きな役割を果たしていたように思います。

また、過食→自己嫌悪を繰り返した結果、過食する自分を客観的に見れるようになり、過食しても嫌悪することなく自分を許せるようになりました。

「過食しても落ち込まなくなった」

「摂食障害も含めて私なんだと思えるようになった」

こうした変化から、今では過食もあまりせず、普通に食事を楽しめるまでになりました。

 

摂食障害を打ち明けるのは、かなり勇気のいることです。相手が理解してくれるかは、打ち明けてみなければわかりません。

ですが結果がどうであれ打ち明けることで、より摂食障害の克服に近づけるはずです。

あなたは1人ではありません。

「治したい」と思えた時点で、いつか克服できます。