摂食障害克服記

世にも珍しい男性の摂食障害経験者によるブログです。

家族やパートナーが摂食障害になったら気をつけてほしいこと

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私は妻と出会い、妻の支えのおかげで摂食障害を克服することができました。

支えてくれた妻を見ていて感じた「家族やパートナーが摂食障害になったら気をつけてほしいこと」を紹介していきます。

体型のことは言わない

過食・拒食に限らず体型のことは禁句です。

誰かに言われなくても、本人が1番わかっているはず。

また、体型をきっかけに摂食障害になった人は多いと思います。

その原因となった体型について、そばにいる人がとやかく言うのは一番避けてほしいことです。

(拒食症で命の危機に瀕しているほど痩せている場合は別です)

 

私が摂食障害を克服できた理由の1つに、妻から言われた言葉があります。それは、

「体型なんかであなたを選んだわけじゃないよ」

でした。

太っても痩せててもずっと一緒にいてくれる。体型なんかで私を選ばず、中身を見てくれた。

そうした「安心感」から、過食しても落ち込む頻度が減っていき、回数自体も次第に減少していきました。

本人の意思を尊重する

緊急の場合を除き、「無理やり食べさせる」「食べ物を取り上げる」などはオススメできません。

あくまでも本人の意思で食べる・控えるようにならなければ、根本的な解決にはならないからです。

私の場合は、過食のときには食べたいだけ食べ、食べたくないときには全く食べないなど極端な行動をしていました。

しかし、妻はやめさせたり強要するのではなく、温かい目で見守ってくれていました。

妻曰く、

「内心では無理やりにでも過食を止めようと思ったけど、それでは本人のためにならないのかなー」

と言ってましたが、まさにその通りだと思いました。あまり干渉しすぎるとそれだけでストレスになることもあるので、適度な距離を保つのが1番良いのではないでしょうか。

できるだけ普通に接する

過食症や拒食症に関係なく、病人としてではなく普通に接してもらうと、私としては有り難く思いました。

変に気を遣われたり、煙たがられたりすると「私のせいで気を遣わせてしまった…」と落ち込み自己嫌悪してしまうことも。

摂食障害だと認識させるのは必要ですが、何度も何度も「あなたは摂食障害なんだ」と認識させる必要はないと思います。

病人であることに間違いはありませんが、いつも通り接してもらったことで、より克服に近づけたのだと思います。

長い目で見守る

すぐに治まるものではありません。良くなったり悪くなったりを繰り返し、少しずつ克服に近づくことができます。

たった1年で治ることはなく、10年20年と長期的な目で見守ることが大事です。(焦りは禁物ですよ。)

個人的にですが、「完治」はしないと思っています。「摂食障害になる前と全く同じ感覚で食事」は今でもできません。

ですが、ある程度コントロールできるようになり、摂食障害と向き合えるようになる「克服」は可能です。

一生向き合っていくものだからこそ、焦らず長い目で見守ってあげて下さい。